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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
どろ
どろ (小学館文庫)山本 甲士

文庫: 365ページ
出版社: 小学館 (2004/11)
ISBN-10: 4094080309
ISBN-13: 978-4094080308
発売日: 2004/11


どこにでもあるご近所付き合いのトラブル。発端は飼い犬が繋がれてる鎖の音と敷地に伸びた雑草。闘うのは仕事のストレスを抱える旦那同士…家族や職場を巻き込んで引くに引けなくなったエスカレートぶりには呆れて笑ってしまう。実際問題としては笑いごとではなく家選びの最大の難関はご近所といっても過言じゃないはず。現在の環境に感謝しつつ…大きな心を持ってトラブルは回避しなければと思いましたデス(笑)。
2008.09.23 Tuesday | [ヤ行]山本甲士 | - | -
義弟
義弟永井 するみ

単行本: 339ページ
出版社: 双葉社 (2008/5/20)
ISBN-10: 4575236160
ISBN-13: 978-4575236163
発売日: 2008/5/20


久しぶりのするみさん。タイトルからしてたぶん昼メロ系だろうと思いつつ読み始めるや…どうも違う様子。「義弟」だから夫の弟あたりが登場して修羅場?などと妄想してたら…親が再婚の際にひとりずつ連れてきた子が姉弟となったわけです。血の繋がってない義姉に思いを寄せつつ成長してゆく弟。ある日義姉が遭遇した窮地を救おうと、犯罪を犯してしまうところからがこの物語の始まり。破滅的な心と義姉への思いが交錯し徐々にバランスを失ってゆく弟。2人はいったいどうなっていったのだろう…。
2008.09.13 Saturday | [ナ行]永井するみ | - | -
なぜ君は絶望と闘えたのか
なぜ君は絶望と闘えたのか門田 隆将

単行本: 255ページ
出版社: 新潮社 (2008/7/16)
ISBN-10: 4104605026
ISBN-13: 978-4104605026
発売日: 2008/7/16


光市母子殺害事件…最愛の妻と娘を失った本村洋氏が愛と信念で闘いぬいた日々の記録。裁判が終わるたびにひとり記者会見に臨む本村氏の姿が忘れられず、すべてが終わったとき本村氏の心の内を知りたいと思っていたのでこの本は迷わず手に取った。幾度も折れそうになる心を様々な人たちに支えられ、愛を正義を貫き闘いぬいた彼は本当に凛々しかった。平穏に暮らす人々の尊厳はどこにいってしまったのか。ありえない犯罪を犯す少年たちはなぜあんなに守られなければいけないのか。それに加えて過去の判例に縛られた「相場主義」の判決を下す裁判官への不信感も募った。人を裁くということはどういうことなのか。いろんな思いが今も巡ってます。ぜひ読んでほしい。
2008.09.12 Friday | [カ行]その他 | - | -
湖・毒・夢
湖・毒・夢 (新潮文庫)
夏樹 静子

単行本: 206ページ
出版社: 新潮社 (1988/05)
ISBN-10: 4103462035
ISBN-13: 978-4103462033
発売日: 1988/05


短編ミステリー5篇。久しぶりの夏樹静子さん…量刑以来かな。図書館本がなくなっちゃったので積んでる中から一番薄っぺらい本を選んだらコレでした。初版が1988年だからちょうど20年前の作品ですね。期待せずに読んだんですが古さを感じることなく短いストーリーながらもドラマがあってしっかり楽しめました。流石です…新刊チェックしてみよ。
2008.09.02 Tuesday | [ナ行]その他 | - | -