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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
走れ!T校バスケット部
松崎 洋

単行本: 252ページ
出版社: 彩雲出版 (2007/02)
ISBN-10: 4434102958
ISBN-13: 978-4434102950
発売日: 2007/02


高校バスケ小説にはなかなか出会えないので続編『走れ!T校バスケット部2』も一緒に迷わず購入しました。現役バリバリの高校バスケマンは2時間ほどで読了…「まぁ面白かったよ」と。続いてそのオヤジは泣きながら読了。主人公陽一の父がなかなかよかったんで共感したのかもしれませんね。まぁ普段本を読まない高校生でもサラッといけるように出来てます。中高生の夏休みの読書感想文用には使えますね。来年早々に彩雲出版から第3弾も刊行予定。うちのリアル高校生に比べて若干登場する高校生が幼い気がするんですけどどうですか?この本は
高校バスケットの顧問の先生方と部員たちの間で「読み出したら止まらない」と、口コミで広まっています。涙と笑いの青春小説ですが、イジメを背景にしたストーリーのため、身近な問題として考えさせられる内容。高校生やその家族の強い後押しで出版が実現しました。
ということです。私は第2弾を読む気になるまで時間がかかりそうだけど(苦笑)。
2008.06.30 Monday | [マ行]その他 | - | -
ジーン・ワルツ
ジーン・ワルツ海堂 尊

単行本: 265ページ
出版社: 新潮社 (2008/03)
ISBN-10: 4103065710
ISBN-13: 978-4103065715
発売日: 2008/03


主人公は産婦人科女医。大学病院で教鞭をとるかたわらマリア産婦人科で診療。院長の体調不良で閉院が決まっているこの産婦人科…残されたワケアリ患者は4人。産婦人科医療の問題点をくまなく網羅。少子化・不妊治療・若年層妊娠・中絶・代理母等々…。女性は特に興味深く読めるのではないかと思う。大胆な曽根崎先生…実際こんな先生がいたら少しは産婦人科医療も変わるのだろうか。現実離れしてるとはいえタイヘン面白かった。やっぱ海堂先生のは読んどかないと…ですな。
2008.06.29 Sunday | [カ行]海堂尊 | - | -
ゴールデンスランバー
ゴールデンスランバー伊坂 幸太郎

ハードカバー: 503ページ
出版社: 新潮社 (2007/11/29)
ISBN-10: 4104596035
ISBN-13: 978-4104596034
発売日: 2007/11/29


やっと読み終わり…だいぶ時間喰っちゃったなぁ。話題作なので頑張ったけど。久々の伊坂作品…相変わらず伏線があちこちに織り込まれていて、半ば強引でもよくもまぁこんなに次々にアイデアが出てくるもんだと感心。しかしグズグズ読んでるもんでパズルがハマり始めるころには「えっ!赤いスポーツカーってなんだっけ?」なんていう情けない状態。評判のわりには先が気になってやめられないってほどでもなかったかな私。伊坂アレルギーのヤツの読み方は参考にはならない。物語は殺人の濡れ衣を着せられたオトコの逃亡劇。得たいの知れない怖さがベースにあるわりに悲壮感はそれほどでもない。なのに結構人が死んでるという違和感がどうもすんなりこなかった。スミマセン。
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2008.06.16 Monday | [ア行]伊坂幸太郎 | - | trackbacks(0)
3月30日
3月30日千原 ジュニア

単行本: 176ページ
出版社: 講談社 (2008/3/29)
言語 日本語
ISBN-10: 4062146002
ISBN-13: 978-4062146005
発売日: 2008/3/29

どこがと言われると困ってしまうがたぶんあの媚びない感じかなぁ?なんかものすごく魅力を感じる千原ジュニア。14歳で描かれた引きこもり少年がその後、どんな事故で瀕死の重傷を負ったのか、そこからどう這い上がって今があるのかずっと気になってたので3月30日も引き続き読んでみた。人というのは決してヒトリで生きているのではなくあらゆる人と接し日々成長しているんだとなぁ〜改めて。そして努力なくして物事を極めることは出来ないんだということも。1時間ほどで読了…ジュニアがんばれ。
2008.06.05 Thursday | [タ行]その他 | comments(0) | trackbacks(0)
さまよう刃
さまよう刃東野 圭吾

単行本: 361ページ
出版社: 朝日新聞社 (2004/12)
ISBN-10: 4022579684
ISBN-13: 978-4022579683
発売日: 2004/12


愛娘が少年たちにレイプされて殺されてしまった。それを知った父の心は察するにあまりある…ありえない酷すぎる。現実にもこんなことが起こっているんだろうかと考えるだけでさらに凍りつく。描かれていた父の復讐心は当然であるけれど現代では仇討ちをすれば犯罪者となる。じゃ少年法で裁いてくれるのかといえば被害者の心情では到底納得できるものではない。少年法を問題視する小説が最近ホントに多い中…法律に則って犯罪者を追わなければならない警察官たちの心の葛藤が描かれていたのが救いとなった。夫には読ませない方がいいかもしれないな…。読了後Yahooトピックスにフィギュアスケートコーチの暴行事件報道。卑劣すぎだろ…やりきれない。
2008.06.05 Thursday | [ハ行]東野圭吾 | comments(0) | trackbacks(0)