吉田 修一
単行本: 420ページ
出版社: 朝日新聞社出版局 (2007/04)
ISBN-10: 402250272X
ISBN-13: 978-4022502728
発売日: 2007/04
なかなか決定的な悪人が登場しない…どこで出てくるのか、やめられないでしょ気になって。保険外交員のオンナが出会い系サイトで知り合ったオトコに殺されてしまう。悲しみにくれながらも知らなかった娘の日常にとまどう両親、加害者に関わっている親戚や友人たちの心理など行動範囲は博多⇔長崎間、会話は終始博多弁および長崎弁で実にリアル。染み入るというかイヤ〜参りました(夫の故郷がストライク)。もう伏線だらけでどこでリンクしてくるのかこちらのアンテナもピリピリ。ガーっと引き込まれて一気です。殺人犯は悪人として裁かれる…けど罪を犯していなくても悪人はいます。なんかこう理屈では説明できないものが重く残ってる感じ。インパクトのある本でした。吉田さんってこういう感じなの?
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