貫井 徳郎
単行本: 上巻582ページ
下巻572ページ
出版社: 小学館 (2006/8/25)
ISBN-10: 上巻4093797293
下巻4093797307
ISBN-13: 上巻978-4093797290
下巻978-4093797306
こうして装丁を並べてみると闇に包まれた街がひとつにつながってる…。同じ空の下にいながらさまざまな運命をたどる人たち。長いっ!ホントだったら一気にいけるんでしょうけど…やっと終わりました。主人公は殺人という罪を背負った中学2年の少年3人。少年院では「犯した罪は消えない」ということをイヤというほど教わるのに贖罪の機会は与えられない。この罪は一生背負って生きてゆかなければならない。読んでるとこの少年たちが14〜15歳とは思えなくなってくるんですよ。上巻は少年院生活に至るまでの物語。痛いです…凹みます。そして下巻は退院後の少年たちの物語。再会することになる少年たち…引き合わせたのはある計画。ラストでは
赤いシリーズを思い出しましたよ。大罪を背負った少年たちの年齢設定が息子と同じなので逆にピンとこないんですね。ましてや彼らの苦悩は老成してるんですよ…コワイくらいに。読後感が悪くないのが不思議。
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