東野 圭吾
単行本: 270ページ
出版社: 講談社 (2006/7/25)
ISBN-10: 4062135264
ISBN-13: 978-4062135269
東野さんの新刊…「家族の絆」について考えさせられます。ずっと家族の問題に目を背けてきた夫、恐ろしく自己中心的な妻、愚かな両親が過保護に育てた息子、認知症の老母。今どき探せばどこにでもあるような家庭に日常渦巻く憂鬱気分なんて吹き飛ぶようなとんでもない悲劇が起こった。とにかくこの妻と息子はもう論外、そのやりたい放題の妻や暴れる息子に文句も言えないこのオトコ。家族の守り方をはきちがえ…いったいどこまで情けないのか。腹が立って腹が立って…でもこれ東野さんのオモウツボですね。途中で中断するなんてとてもとても出来ませんでした。そして最後はグッと泣かされます。特に私たち世代が抱える介護問題や教育問題から
加賀恭一郎氏の親子関係までてんこ盛り。実は加賀さんファン。彼が言った「理解できなくても尊重することだ」という言葉…今の私には重かった。
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