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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
月の扉
月の扉 (カッパ・ノベルス)石持 浅海

新書: 287ページ
出版社: 光文社 (2003/8/21)
ISBN-10: 4334075339
ISBN-13: 978-4334075330
発売日: 2003/8/21

国際会議を控え厳戒態勢に入っていたはずの那覇空港でハイジャック発生!小さな子どもを人質に犯人はカリスマ的存在である「石嶺孝志」を連れ来て欲しいと要求…たまたま居合わせた座間味君の冴えわたる推理なくしてこの事件は語れませんがたまたま出会ったにしてはちょっと出来すぎでは?つかみどころのない石嶺氏も不可解^^;。もっといえばやっぱ新興宗教のように思えてしまう〈月の扉〉説。
2004.01.28 Wednesday | [ア行]その他 | comments(0) | trackbacks(0)
烏女
烏女海月 ルイ

単行本: 323ページ
出版社: 双葉社 (2003/12)
ISBN-10: 4575234877
ISBN-13: 978-4575234879
発売日: 2003/12

祇園のホステスたちに衣装を売り歩くバツイチ子持ちの珠緒がひょんなことから連続殺人事件の謎を追い始めてしまう…それは巷で噂の「烏女」の仕業なの?事件は複雑な人間関係とともに思わぬ展開に!スピード感もあって面白かったけど別れた旦那の登場とラストの詰めがどうも納得いかず消化不良かな。娘芽衣子とのやりとりはとても微笑ましく現役ママならではって感じでした。
2004.01.19 Monday | [ア行]海月ルイ | comments(0) | trackbacks(0)
凍える牙
凍える牙 (新潮ミステリー倶楽部)乃南 アサ

単行本: 380ページ
出版社: 新潮社 (1996/04)
ISBN-10: 4106027453
ISBN-13: 978-4106027451
発売日: 1996/04

深夜のファミレスで突然男が炎に包まれるというショッキングな場面から始まる。その男には何ものかに咬まれた痕があり謎は深まるばかり…そこでベテラン刑事滝沢とその相方になった音道貴子登場である。そりの合わない2人が静かに少しずつ歩みよる微妙な心理が細やかに伝わる。それにしても音道貴子ちょっと暗くない?
2004.01.14 Wednesday | [ナ行]乃南アサ | comments(0) | trackbacks(0)
甘露梅
甘露梅―お針子おとせ吉原春秋宇江佐 真理

単行本: 261ページ
出版社: 光文社 (2001/11)
ISBN-10: 4334923461
ISBN-13: 978-4334923464
発売日: 2001/11

岡っ引きだった亭主を亡くしたおとせは裁縫の腕を生かせる住み込みの仕事先として新吉原の遊女屋「海老屋」を紹介されたのです。おとせは働いていた1年の間に特殊な世界の悲喜こもごもを見ることになります。なかでも『くくり猿』は印象的…昔見た『吉原炎上』という映画を思い出しました。そして引手茶屋の凧助との関係は実に微妙…ふたりの粋なやりとりにはとても和みました。
JUGEMテーマ:読書


2004.01.09 Friday | [ア行]その他 | comments(0) | trackbacks(0)
天窓のある家
天窓のある家篠田 節子

単行本: 328ページ
出版社: 実業之日本社 (2003/09)
ISBN-10: 4408534455
ISBN-13: 978-4408534459
発売日: 2003/09

これは面白い短編集でした。自分を抑えながら生きてゆく女たちはいつか壊れてゆくのかもしれないと思わせるものが多くその心情が怖いくらいうまく描かれています。「ひょっとしたら私も」と恐怖を感じながら読みました。『世紀頭の病』と『誕生』はホラーものが苦手な私にはちょっと^^;…でしたが最後の『密会』は切ないものが残ります。オススメ♪
2004.01.05 Monday | [サ行]篠田節子 | comments(0) | trackbacks(0)
希望
希望永井 するみ

単行本: 528ページ
出版社: 文藝春秋 (2003/12/10)
ISBN-10: 4163224505
ISBN-13: 978-4163224503
発売日: 2003/12/10

老女連続殺人事件の犯人は14歳の少年…5年の歳月を経て友樹は少年院から退院。動揺を隠せない少年家族そして静かに動き始める被害者家族。カウンセラー環を軸に複雑な人間関係が絡み合うのだけど彼女もまた傷を負っているという設定。カウンセラーという冷静な目線で友樹の心の内側にもっと触れて欲しかった…結局み〜んな本音がちゃんと見えずに終わっちゃった気がするんだけど…読みが浅い?
2004.01.04 Sunday | [ナ行]永井するみ | comments(0) | trackbacks(0)