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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
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八日目の蝉
八日目の蝉角田 光代

単行本: 346ページ
出版社: 中央公論新社 (2007/03)
ISBN-10: 4120038165
ISBN-13: 978-4120038167



これは面白かった…今までの角田さんとちょっと違う。『対岸の彼女』なんかより全然好きだ。前半は不倫相手の妻が産んだ子を誘拐してしまった希和子の逃亡劇。次第に深くなる「薫」と名づけた子供への愛情。あまりに一途な希和子の母性に「どうか捕まらないで」と思ってしまうのはダメだろうか?逃亡のスリルと歪んだ母性のダブル攻撃で一気に引き込まれる。そして印象に残るのは逃亡中ふたりに関わる人々…。家族って血が繋がってるってことじゃないなと思う。子供は親を選べないしね。後半は本来居るべきところに戻った「薫」のその後。自分の存在を自問自答しながら成長する「薫」は不憫でもあり頼もしくもある。「どうか幸せになって」と祈らずにはいられない。読後感もタイトルもイイね。最後のシーンは血ではなく心で繋がる母の切ない心が染み入るようで…泣けました。
コレ読売新聞に連載されてたんだ…そういや『八日目の蝉』って字面…見覚えがある。毎日細切れにされた上…焦らされたら耐えられない。連載中読まなくてよかったゼイ。
2007.06.04 Monday | [カ行]角田光代 | comments(6) | trackbacks(1)
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2010.04.14 Wednesday | - | - | -

この記事に対するコメント

なな 2007/06/05 10:32 PM
ユミさん、こんばんは。
私も「希和子がどうか逃げ切れますように」ってずっと思ってました。
たしかに新聞連載で読むなんて、そんなのは耐えられないですね。
ユミ 2007/06/06 7:40 AM
みんな「逃げて…」と思いながら読んでるみたいでホッしました。
道義的にはあってはならないことですものね。
いつか二人はふたりは会うことができるのかな。
会わなくても心は通じているのかもしれないですね。
なゆ 2007/06/24 12:59 PM
ブログ村からきました。
私も逃げて!と思いながら読んでしまいました。
おもしろそうな本をたくさん紹介されてますね。
図書館でいろいろ予約しなきゃ(*^m^*)
またお邪魔させていただきます。
ユミ 2007/06/25 1:55 PM
なゆさん…コメントありがとーございます。
やっぱり逃げて欲しくなっちゃいますよね。
こういう物語に惹かれる傾向がありますが(笑)
ゆなさんも…ですか?
これからもヨロシクです♪
まるみ 2008/02/15 1:23 AM
私は初めて角田さんの本を読みました。
本屋大賞(?)の候補として挙げられていたので興味を持ったからです。
爆笑問題の太田光さんの「最後のページ、震えが止まらなかった」という感想にも関心を持ちました。
読んだ後、あの、薫と希和子がすれ違った場面に深く感動し、涙が出ました。
希和子の母としての声が薫に届いたから振り返ったのだろう、と話の構成に驚きです。
そこでお互い気付かない、というところがまた泣かせてくれますよ、本当に。
とにかく、心が温かくなりました。家族の絆を大切にしていきたいなと思いました。
P.S.文章が支離滅裂で恥ずかしいです‥
ユミ 2008/02/15 11:02 PM
『八月の蝉』は本当にステキな作品でした。
あちこちで好評なのもなんだか嬉しいですね。
角田作品は他にもすばらしい作品がいっぱいです。
『Presents』がオススメかなぁ。
最近では『三面記事小説』。
斬新な試みで実はこういうのが大好きだったりします。
また感想をお聞かせください。
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Tracked from ナナメモ at 2007/06/05 10:33 PM
タイトル : 「八日目の蝉」角田光代
八日目の蝉 角田 光代 第一章は1985年。不倫相手の家に忍び込み、生後6ヶ月の子供を見るだけのつもりだった希和子。気がついてみたら泣いているその子を連れて逃げてしまう。生まれてくるはずだった子供につけるはずだったな名前「薫」と呼び、友人宅から