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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
ハッピーエンドにさよならを
ハッピーエンドにさよならを歌野 晶午

単行本: 319ページ
出版社: 角川書店 (2007/09)
ISBN-10: 4048737953
ISBN-13: 978-4048737951
発売日: 2007/09


黒い本…そしてイラストはトヨクラタケル氏。角田さんの『おやすみ、こわい夢を見ないように』もこの方。のっぺらぼうなんですよね…でさらによく見るとかなり不気味な感じに仕上がってます。中身はというとよくもまぁコレだけアンハッピーな話を思いつくなと感心します。しかもお見事なひとひねり…『葉桜の季節に〜』ほどのショックはないけれど(笑)。日常に潜む背中合わせの狂気…ゾーっとする短編が11篇。読後感はイイわけありません。ただただ怖いもの見たさでページをめくりました。おかげで…さらに極寒に。なのにオススメという…。
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2008.01.26 Saturday | [ア行]歌野晶午 | comments(0) | trackbacks(0)
世界の終わり、あるいは始まり
世界の終わり、あるいは始まり (文芸シリーズ)歌野 晶午

単行本: 500ページ
出版社: 角川書店 (2002/02)
ISBN-10: 4048733508
ISBN-13: 978-4048733502
発売日: 2002/02

息子は本当にあの恐ろしい事件の犯人なのか?息子を問いただすのが怖い…真実を知るのが怖い…。親なら誰もが信じられない信じたくないと思うでしょう。少年たちはあんなひどいことを思いつくものなのと何度も背筋が寒くなってしまった。葛藤の末,父親はいったいどうするのかと興味津々。圧倒的な文章に引き込まれてしまったけどラストがちょっとガッカリ…まともにぶつかって欲しかった。
2003.07.18 Friday | [ア行]歌野晶午 | comments(0) | trackbacks(0)
葉桜の季節に君を想うということ
葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)歌野 晶午

単行本: 444ページ
出版社: 文藝春秋 (2003/03)
ISBN-10: 4163217207
ISBN-13: 978-4163217208
発売日: 2003/03

思い込みとはすごいものだというのを改めて実感。してやられましたネ。高齢者問題を悪徳商法会社の社長が語ったりして妙にうなずいちゃったりもしました。ラスト50ページは訳がわからず大混乱…読み終えた前のページを何度ひっくり返したことか(-"-)。「人生の黄金時代は老いていく将来にあり、過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず」by林語堂…重いお言葉です。
2003.07.12 Saturday | [ア行]歌野晶午 | comments(0) | trackbacks(0)