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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
女神記
女神記 (新・世界の神話)桐野 夏生

単行本: 251ページ
出版社: 角川グループパブリッシング (2008/11/29)
ISBN-10: 4048738968
ISBN-13: 978-4048738965
発売日: 2008/11/29


夏生さんじゃなければ絶対読まないタグイ。
また神様モノ(笑)。こちらは宗教ではなく神話。
16歳で死んだ少女が黄泉の国の女王イザナミに仕えるまでの愛憎物語。関心度ゼロの世界で不安でしたが想像以上の展開は非常に興味深く思いのほか楽しませていただきました。やっぱ夏生さんです。これは心に残った一節…
最初に、世界は天と地に分かれた。以後、すべてのふたつのものに分かれて、世界が少しずつ作られていった。天と地。男と女。生と死。昼と夜。明と暗。陽と陰。なぜふたつに分かれたかと言うと、ひとつだけでは足りない。ふたつがひとつになって初めて、新しいものが生まれることがわかったからだ。また、ひとつの価値は、対極にある価値によって際立ち、お互いがあることで意味が生まれるからなのだ。

2009.02.24 Tuesday | [カ行]桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0)
東京島
東京島桐野 夏生

単行本: 281ページ
出版社: 新潮社 (2008/05)
ISBN-10: 4104667021
ISBN-13: 978-4104667024
発売日: 2008/05


何ですかコレ…衝撃的に面白かったです。無人島へ漂流した人々が絶望から這い上がり社会を形成し逞しく生きてゆく。極限状態で人は何を思うのか。どうやらアナタハン島事件というのがベースにあるらしい。7/12オンエアの週刊ブックレビューで夏生さんが東京島について語ったのを見逃したのが非常に残念でどうにか夏生さんが語っているものを読みたいと思って見つけたのが新潮社の特設ページ…面白いです。特に佐藤優氏との対談が。コレ読むと再読したくなります。とにかく読んでみることをオススメします。類を見ない物語ですから…。やっぱタダモノではない夏生さんが好きです私。
2008.07.15 Tuesday | [カ行]桐野夏生 | - | -
メタボラ
メタボラ
桐野 夏生

単行本: 594ページ
出版社: 朝日新聞社 (2007/05)
ISBN-10: 4022502797
ISBN-13: 978-4022502797


久々の新刊は600ページ近くの大作。タイトルのメタボラとは新陳代謝という意味があるらしい。朝日新聞に連載していたものがやっと本になった。舞台は沖縄。ナイチャー・ウチナー等々沖縄弁が飛び交う。沖縄の方はすんなり入ってくるんだろうな…羨ましい。「自分はどこの誰なのか」記憶喪失の青年はギンジとして再出発。しかし明るい過去も未来も見えてはこない。悲しいくらい愚かな男たちの行く末はどうなるのか。まただ…この淀んだ空気にズルズルと引き込まれ先が気になってやめられない…桐野さん特有の展開である。社会の底辺でさまよう若者たちがリアルで言いようのない恐怖が…。社会に対応してゆけなくなると末路はココなのか。そういう若者を作り上げるのは家庭なのか社会なのか。読み終わってからジワジワっとくるな。桐野さんのアンテナはどこまでも果てしなく伸びてるなと感じる。やっぱり好きだ夏生ネェサン。
2007.07.01 Sunday | [カ行]桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(1)
冒険の国
冒険の国桐野 夏生

文庫: 166ページ
出版社: 新潮社 (2005/09)
ISBN-10: 410130632X
ISBN-13: 978-4101306322



夏生さん大好き人間としてははずせない1冊でしょう。1988年「すばる文学賞」最終候補作となった本作品に加筆・修正をした桐野夏生幻の処女作顔に降りかかる雨がスタートとばかり思ってたのにその前にコレがあったんだねぇ。私が初めてのお産を経験してた頃…夏生さんは大作家になるための第一歩を踏み出していたんだ…。
冒頭からドライアイスの煙のように漂ってくる桐野ワールド。
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2005.11.28 Monday | [カ行]桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0)
アンボス・ムンドス
アンボス・ムンドス桐野 夏生

単行本: 256ページ
出版社: 文藝春秋 (2005/10/14)
ISBN-10: 4163243801
ISBN-13: 978-4163243801



まずアンボス・ムンドス(あのヘミングウェイが常宿としたキューバのホテルの名前だそうで)という不思議なタイトル…今回はいったいどんな桐野ワールドが炸裂してるのかというワクワク感。7篇からなる短編集ですが1作目から軽く戦慄が走ります。コワ気持ちイイというかなんというか桐野作品特有の感覚なんですねコレガ。執着する女たちの悪意みたいなものは自分の中にもあるのかもしれないと思わされ…膿を出してもらっているような気分にさえなる。…でやはり印象に残ったのは表題作。この題材で1冊いけるんじゃないだろーか。やっぱ私は桐野さんが大好きです♪
2005.11.03 Thursday | [カ行]桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0)
魂萌え!
魂萌え !桐野 夏生

単行本: 477ページ
出版社: 毎日新聞社 (2005/4/21)
ISBN-10: 4620106909
ISBN-13: 978-4620106908



まずはこの圧倒的なタイトルと装丁に釘付けですよ。まだまだこの年齢までには時間があるというのになんだか妙に共感部分の多い本でした…あっという間に読了です。突然心臓麻痺で逝ってしまった夫の葬儀の日から残された妻・敏子の生活は一変し戸惑いの連続。子ども達ともめる相続問題や露見する夫の秘密。喪失感と戦いながら老いや孤独に怯える日々。夫が元気な時は考えたこともないことばかりがどっと押し寄せてきます。
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2005.05.17 Tuesday | [カ行]桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0)
白蛇教異端審問
白蛇教異端審問桐野 夏生

単行本: 286ページ
出版社: 文藝春秋 (2005/01)
ISBN-10: 4163667008
ISBN-13: 978-4163667003
発売日: 2005/01


苦手なエッセイですが桐野さんなので頑張りました。日記あり書評ありショートストーリーあり。桐野さんも毎朝お弁当を作ったり夕食にアタマを悩ませたりするであり主婦であると知り驚くやら嬉しいやら。
2005.03.10 Thursday | [カ行]桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0)
I'm sorry, mama.
アイムソーリ、ママ桐野 夏生

単行本: 268ページ
出版社: 集英社 (2004/11)
ISBN-10: 4087747298
ISBN-13: 978-4087747294
発売日: 2004/11

待望の桐野夏生さんの新作を読む。
ショッキングな装丁と…そそられる12のサブタイトル
主人公アイ子の驚くべき行動…。
読後感が「いけないものを手にしてしまったような気分」になるのに…また次もどうしても読みたくなる。
これが私にとっての桐野夏生さんである。
2005.01.28 Friday | [カ行]桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0)
グロテスク
グロテスク桐野 夏生

単行本: 536ページ
出版社: 文藝春秋 (2003/6/27)
ISBN-10: 4163219501
ISBN-13: 978-4163219509
発売日: 2003/6/27

恐ろしく美しい妹ユリコ。どこにいても瞬時に下される姉妹の容姿の優劣…姉は「悪意」を増殖させます。ユリコに関わった人々の心は少しずつ歪み壊れてゆく…グロテスクに。姉妹がどのように子供時代を過ごして来たかという前半部分は負の心情が鋭く描かれていて特に引き込まれました。作者はこの世の差別のすべてを書いてやろうと思ったそうですよ。そうそう姉が最後まで語りかけてた相手はいったい誰だったのでしょう?
2004.05.20 Thursday | [カ行]桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0)
残虐記
残虐記桐野 夏生

単行本: 221ページ
出版社: 新潮社 (2004/2/27)
ISBN-10: 4104667013
ISBN-13: 978-4104667017
発売日: 2004/2/27

原稿を残し失踪した作家「小海鳴海」…かつて見知らぬ男に誘拐・監禁された少女は刑期を終え出所した犯人からの手紙で葬り去った過去がまだひっそりと息づいていることに気付かされる。だれもがあの事件を思い起こす…あえてタブーに挑んでいるのだろうか。「被害者の少女はいったい犯人に何をされどんなふうに過ごしていたのか」…世間のだれもが想像し思いをめぐらすなかで成長してきた被害者少女が自らの記憶(と想像)で事件を綴った。極限状態の中での犯人とのかかわり方は…。またもやこの手法で考えさせられることになるとは…。夏生さん…お願いしますよ。真実は何処へ?
2004.04.22 Thursday | [カ行]桐野夏生 | comments(0) | trackbacks(0)