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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
その日のまえに
その日のまえに重松清

単行本: 292ページ
出版社: 文藝春秋 (2005/8/5)
ISBN-10: 4163242104
ISBN-13: 978-4163242101



よりによって読了したのは電車の中(泣)。涙は流すよりこらえる方がキツイですね。「その日のまえに」「その日」「その日のあとに」の3篇では家族を喪わなければならなくなったとき…その事実をどう受け入れるべきかを深く考えさせられます。どうしても愛する夫や子供を残して力尽きる妻であり母である彼女の気持ちを考えると痛かったですね。むやみに悔やみ悲しむだけではない死の受け入れ方を自分なりに考えなければいけないと切に感じました。そうえいばずいぶん前に同じような気持ちにさせられた本が…
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2006.01.08 Sunday | [サ行]重松清 | comments(2) | trackbacks(0)
愛妻日記
愛妻日記重松 清

単行本: 222ページ
出版社: 講談社 (2003/12/13)
ISBN-10: 4062121808
ISBN-13: 978-4062121804
発売日: 2003/12/13

「匿名で官能小説を」という「小説現代」編集部の注文を承けて、表題作を書いた。最初は一度かぎりの企画物のつもりだったが、ハマった。2作目以降は、志願して短編を書き継いでいった。全6編。いずれも、夫婦の物語。官能小説。妻に対する夫のゆがんだ――でも、だからこそまっとうでありうるはずの情欲を描いた。小説の書き手として、これらの物語を僕は欲していたのだろう。今後も夫婦や家族の物語を書きつづけたいから、性から逃げたくなかった、のかもしれない。 重松清(Amazonより)
2005.04.25 Monday | [サ行]重松清 | comments(0) | trackbacks(0)
きよしこ
きよしこ重松 清

単行本: 253ページ
出版社: 新潮社 (2002/11)
ISBN-10: 4104075043
ISBN-13: 978-4104075041
発売日: 2002/11

吃音に悩みうまく話すことが苦手な少年の7つの成長物語。冒頭重松氏は2年前少年の母からの届いた手紙の中にいた「君」に問いかける。そして自己紹介が嫌いで新しい友達と出会うのが怖いのに父の仕事の都合で転校続きの少年時代を送った「きよし」という少年の物語7篇が続く。重松氏は「ボクとよく似た少年を主人公にした」と書いている。きっと彼自身の少年時代そのものなのだろうなと思う。この本を手にした「君」はどんなに勇気づけられることだろう。
2005.04.11 Monday | [サ行]重松清 | comments(0) | trackbacks(0)
いとしのヒナゴン
いとしのヒナゴン重松 清

単行本: 461ページ
出版社: 文藝春秋 (2004/10/27)
ISBN-10: 4163234004
ISBN-13: 978-4163234007
発売日: 2004/10/27

久しぶりの重松さん。痛くて重いパターンじゃないって知ってたので安心(笑)して読めました♪少々クサイけどたっぷり笑ってたっぷり泣けた〜。これだけキャラが立ってると映画のキャスティング…非常に気になります。調べちゃおっと!
2005.02.12 Saturday | [サ行]重松清 | comments(0) | trackbacks(0)
送り火
送り火重松 清

単行本: 360ページ
出版社: 文藝春秋 (2003/11/10)
ISBN-10: 4163223703
ISBN-13: 978-4163223704
発売日: 2003/11/10

富士見線沿線で起こる10の人間模様。遠い昔に失ってしまった何かをもう一度思い出して再出発するという重松さんらしい物語がつまっている短編集。非現実的な物語がいくつかあったのがちょっと…。しかしほとんんどの物語に自分を重ね合わせてしまいました。重松さんはいつも「自分を見つめ直す」という気持ちを思い出させてくれます。ありがとう。
2004.08.16 Monday | [サ行]重松清 | comments(0) | trackbacks(0)
卒業
卒業重松 清

単行本: 300ページ
出版社: 新潮社 (2004/2/20)
ISBN-10: 4104075051
ISBN-13: 978-4104075058
発売日: 2004/2/20

4篇すべてが家族の死に関わる物語。特に重松さんの描く母親像が自分の母と重なりズシリと響く。いつか母を看取らなければならない娘として…いつか子どもたちに看取ってもらう母として自分を見つめなおす機会になったような気がします。重松さんの本領発揮…持ち歩いて読むのはやめた方がいいと思います(T_T)。素直に読めば泣けます…けどちょっと斜に構えると感情移入できないところもあるかもネ。
2004.04.16 Friday | [サ行]重松清 | comments(0) | trackbacks(0)
哀愁的東京
哀愁的東京重松 清

単行本: 364ページ
出版社: 光文社 (2003/8/21)
ISBN-10: 4334924042
ISBN-13: 978-4334924041
発売日: 2003/8/21

あかねちゃんをモデルに絵本『パパといっしょに』を描いた絵本作家はこの本が縁で9通りの哀愁に出会ってゆくという連鎖短編…過去の栄光を背負った人たちの落ちてゆく姿はタイトル通りまさに哀しく…どんより気分(ーー;)。救いといえば絵本作家のファンで次回作を待ち焦がれる編集のシマちゃんが終始前向きでいてくれること。
2003.10.31 Friday | [サ行]重松清 | comments(0) | trackbacks(0)
疾走
疾走重松 清

単行本: 492ページ
出版社: 角川書店 (2003/08)
ISBN-10: 4048734857
ISBN-13: 978-4048734851
発売日: 2003/08

シュウジは何のために生まれてきたの?なぜココまで痛めつけられなければならないの…。『ひとり』ということ『ひとをころす』ということ…壊れていくシュウジに神父は『絶望』するなという…そんな強い人間がいるだろうか?しかもたった15歳の少年に…。『にんげん』には宿命と運命があり,不平等だけど公平だともいう。どうしても共感部分が見つけられず,また自分の子供の年齢と重なってるだけにつらくどんよりした気持ちだけが残った。
2003.09.10 Wednesday | [サ行]重松清 | comments(0) | trackbacks(0)
小さき者へ
小さき者へ重松 清

単行本: 401ページ
出版社: 毎日新聞社 (2002/10)
ISBN-10: 4620106623
ISBN-13: 978-4620106625
発売日: 2002/10

大人も昔は子供だったのに子供の頃のあの気持ちはいったいどこへいってしまったの?と問われているような作品ばかりという感じ。大人のひと言ひと言に反発していた自分が今その「大人」になってしまったわけで…この本を読んでたらあの頃の自分を裏切っているような気さえしてきた。
2003.03.03 Monday | [サ行]重松清 | comments(0) | trackbacks(0)
トワイライト
トワイライト重松 清

単行本: 391ページ
出版社: 文藝春秋 (2002/12)
ISBN-10: 4163212205
ISBN-13: 978-4163212203
発売日: 2002/12

校庭に埋めたタイムカプセルを小学校廃校を機に開けることになった。登場人物は『ドラえもん』になぞられている。40歳になった彼らは純粋さを忘れずるさを身に付けた。重松氏の作品の随所に共通する…。ジャイアンが「マジ○○」というフレーズをよく使うのに同世代の私としては妙に違和感が残った。
2003.01.08 Wednesday | [サ行]重松清 | comments(0) | trackbacks(0)