朔 立木
単行本: 397ページ
出版社: 光文社 (2004/7/21)
ISBN-10: 4334924360
ISBN-13: 978-4334924362
渡辺恒蔵の一人娘が中学生の下校途中に誘拐される…犯人からは身代金1億円の要求が…。結構リアルな冤罪もの。犯人とされる青年は執拗な取調べに恐れをなして自白…そこには警察官たちの事情が見え隠れ。ずさんで強引な警察の捜査に対する嫌悪感はMax!なんだあの調書の書き方は(怒)。それにしてももうちょっと抵抗はできないものなのか…しても無駄なのかもね。現実に似たようなことが起こってるであろうことは容易に想像させられますな。空恐ろしい…。後半は正義の弁護士先生との出会いで少しずつ救われてはゆきますが裁判所との駆け引きもまたリアル。夏樹静子さんの分厚い
「量刑」を思い出しました(面白かったです)。裁判官にアタリハズレがあるなんてね…そりゃ人間が裁くんですからしかたないっちゃしかたないけど憤りを感じっぱなしの1冊。真実はひとつなのにどうしてこうアチコチに捻じ曲がってしまうのか…。結構力が入っちゃって疲れた(-.-)。
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