垣根 涼介
単行本: 495ページ
出版社: 中央公論新社 (2006/04)
ISBN-10: 4120037177
ISBN-13: 978-4120037177
図書館に取りに行ったら結構分な厚さに…うゎー読めるかな?と不安に。しかし今回も一気に読まされました。絶対苦手なタイプだと思っていた『ワイルド・ソウル』に魅せられたのが最初…『君たちに明日はない』に続きこれが3作目。垣根作品はパワフルですね…読み応えありです。前半はコロンビア・マフィアのボスにのし上がるまでの壮絶なリキの半生。そして後半はリキが浮浪児カーサのパパとなりながらもたくさんの部下を従えてコロンビア・マフィアのボスを全う。結末はだいたい想像がつきましたけど引っ張られます。何といってもこのカーサの存在が大きいのです。幼い心の闇を思うと胸が締め付けられます。彼女がどんな女性に成長してゆくのかがとても気がかり…。マフィアのボスが美化されちゃってる感は否めませんがやっぱカッコイイオトコはいいですよね。それにしてもアチコチで書かれてる「腐敗した日本の警察」描写にまたかと思いましたがしょうがないんでしょうかね。
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