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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
ボロボロになった人へ
ボロボロになった人へリリー・フランキー

単行本: 249ページ
出版社: 幻冬舎 (2003/04)
ISBN-10: 4344003314
ISBN-13: 978-4344003316



そもそも小説はコチラが先。東京タワーがバカ売れしてるけど私が思うにコチラの方が断然リリーさんっぽい。インパクトのある短編6篇。現代の社会問題をダークなおとぎ話に仕立ててある感じ。皮肉ってるようでもありなんだか励まされてるようれもあり。「そんなバカな…」と思いながらもあまりの読みやさに加え、私には嬉しい大きな文字…なのですぐに読み終わっちゃうのが残念。リリーさん自身に興味が沸く本…エッセイも追々読んでみたいと思ったり♪
2006.06.21 Wednesday | [ラ行]リリー・フランキー | comments(0) | trackbacks(0)
東京タワー
東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~リリー・フランキー

単行本: 450ページ
出版社: 扶桑社 (2005/6/28)
ISBN-10: 4594049664
ISBN-13: 978-4594049669



リリーさんといえば後にも先にもフジTV「ミラクルタイプ」のリリーさんしか知らない私。イラストや文章を書いてる方という認識もなく…本が売れ出したのを知って「あのリリーさんが?」とビックリしたものです。さて本編…実に泣かされました。母親ネタは反則ですね…大抵やられます。小説というよりは限りなく自叙伝。ただ彼の半生というよりは彼の半生の「母に対する思い」を凝縮したような本。主人公は私とほぼ同世代。時代背景に身に覚えがある分、親孝行しなけりゃって気持ちに拍車もかかる…。
どれだけ親孝行をしてあげたとしても、いずれ、きっと後悔するでしょう。
あぁ、あれも、これも、してあげればよかったと。(本文より)
私の母は健在です。普段は考えもしない確実に近づいてくる「逃れられない悲しみ」にものすごい恐怖を感じました。耐えられるのかと。…で身の置きどころを変えれば私がオカンです。ウチの息子が私を看取るとき彼の心にはどんな思いが巡るのだろうとも考えました。明日母の日ですね…。ここまで書いてもらえるオカンはオカン冥利につきますよ。賛否両論あるようですがリリーさん私は好きです。
たわむれに母を背負いてそのあまり軽さに泣きて三歩あゆまず 石川啄木
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2006.05.13 Saturday | [ラ行]リリー・フランキー | comments(0) | trackbacks(0)