雫井 脩介
単行本: 379ページ
出版社: 角川書店 (2006/1/31)
ISBN-10: 4048736620
ISBN-13: 978-4048736626
あの『火の粉』の雫井さんだよね?思わず装丁を確認するほど。180度向きの違う切ないラブ・ストーリー…だなたぶん。この物語ができるまでの心情があとがきにしたためられているので必ず本編読了後に読んでください。香恵は文房具店のバイトとマンドリンサークルに明け暮れる大学生。ある日自宅マンションのクローゼットに前の住人のモノらしきノートがあるのに気づき…。前半の万年筆のクダリは専門的でちょっと厳しかった(苦笑)。展開はありがちなんだけど…ノートの持ち主の心と香恵の心がとても繊細に描かれていてドンドン引き込まれます。感情移入するというよりなぜか娘に投影してました。ステキな恋をしてもらいたいとなと。若い方向きかもしれない。万年筆の質感が大好きな私には作者の万年筆に込める思いも熱く伝わってきました。
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