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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
グラニテ
グラニテ永井 するみ

単行本: 356ページ
出版社: 集英社 (2008/07)
ISBN-10: 4087712486
ISBN-13: 978-4087712483
発売日: 2008/07


グラニテとはシャーベット状のシャリシャリとした氷菓子。早くに夫を亡くした万理は評判の手作りケーキを売りにカフェをオープンさせて成功。恋人は一回り年下の映画監督凌駕。この監督が万理の高校生の娘唯香を映画の主役に起用したところから母娘関係にズレが生じる。グラニテの食感のようなシャリシャリザラザラとした二人の関係はどうなってゆくのか。これはもう女の闘い…しっかりメロドラマでした。先日読んだ義弟の方がずっとハード。永井さんはミステリーの方がイイです。
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2008.10.26 Sunday | [ナ行]永井するみ | comments(0) | trackbacks(0)
義弟
義弟永井 するみ

単行本: 339ページ
出版社: 双葉社 (2008/5/20)
ISBN-10: 4575236160
ISBN-13: 978-4575236163
発売日: 2008/5/20


久しぶりのするみさん。タイトルからしてたぶん昼メロ系だろうと思いつつ読み始めるや…どうも違う様子。「義弟」だから夫の弟あたりが登場して修羅場?などと妄想してたら…親が再婚の際にひとりずつ連れてきた子が姉弟となったわけです。血の繋がってない義姉に思いを寄せつつ成長してゆく弟。ある日義姉が遭遇した窮地を救おうと、犯罪を犯してしまうところからがこの物語の始まり。破滅的な心と義姉への思いが交錯し徐々にバランスを失ってゆく弟。2人はいったいどうなっていったのだろう…。
2008.09.13 Saturday | [ナ行]永井するみ | - | -
ダブル
ダブル永井 するみ

単行本: 428ページ
出版社: 双葉社 (2006/09)
ISBN-13: 978-4575235616
ASIN: 457523561X



一気読みさせるパワーあり。『週刊フィーチャー』の記者相馬多恵がホントに書きたいのは「人間の不思議さ・しぶとさ・哀しさ」。ある日起きた江戸川区葛西での交通事故。事件なのか事故なのか…被害者キャラクターがどうも気になり取材を始めた多恵。一方幸せを絵に描いたような乃々香は妊娠4ヶ月。心静かに時を過ごすはずの妊婦…穏やかな顔の下に不気味な空気を漂わせている。決して意外な展開というわけでは…。しかしオンナの心理合戦がイイっすね。またこんな毒いっぱい小説にどっぷりハマってしまったよ。最近永井さんは敬遠してたんだけどまたちょっと読んでみようかなと思った。日常に潜む背中合わせの狂気に怯えてください。^^;
2007.01.16 Tuesday | [ナ行]永井するみ | comments(0) | trackbacks(0)
防風林
防風林永井 するみ

単行本: 270ページ
出版社: 講談社 (2002/01)
ISBN-10: 406211061X
ISBN-13: 978-4062110617
発売日: 2002/01

思い出す若き母の姿…あの頃の自分…。雪の中に埋もれた記憶をたどる。母の余命を知り昔を掘り起こしていくとそこには意外な事実が隠されていたのです…。最後の方でやっと「オッ来たか〜!」って感じになってきたけどちょっとおとなしめ…。
2005.02.02 Wednesday | [ナ行]永井するみ | comments(0) | trackbacks(0)
希望
希望永井 するみ

単行本: 528ページ
出版社: 文藝春秋 (2003/12/10)
ISBN-10: 4163224505
ISBN-13: 978-4163224503
発売日: 2003/12/10

老女連続殺人事件の犯人は14歳の少年…5年の歳月を経て友樹は少年院から退院。動揺を隠せない少年家族そして静かに動き始める被害者家族。カウンセラー環を軸に複雑な人間関係が絡み合うのだけど彼女もまた傷を負っているという設定。カウンセラーという冷静な目線で友樹の心の内側にもっと触れて欲しかった…結局み〜んな本音がちゃんと見えずに終わっちゃった気がするんだけど…読みが浅い?
2004.01.04 Sunday | [ナ行]永井するみ | comments(0) | trackbacks(0)
唇のあとに続くすべてのこと
唇のあとに続くすべてのこと永井 するみ

単行本: 289ページ
出版社: 光文社 (2003/1/21)
ISBN-10: 4334923852
ISBN-13: 978-4334923853
発売日: 2003/1/21

意味深なタイトル&装丁。だけど簡単に言えば不倫の顛末…終わり方もアララという感じでした。優しい夫とかわいい娘そして順調な仕事…かつての愛人の死で平穏な日々に影が差す。ミステリというには物足りないしラブストーリーというには唐突すぎる?なんとも不完全燃焼な私…。
2003.05.20 Tuesday | [ナ行]永井するみ | comments(0) | trackbacks(0)
樹縛
樹縛永井 するみ

単行本: 302ページ
出版社: 新潮社 (1998/04)
ISBN-10: 4106027542
ISBN-13: 978-4106027543
発売日: 1998/04

12年前突然謎の失踪したふたりはあの森で白骨体でみつかった。あるマンションの床材から杉花粉に含まれているものと同じ物質が検出された。原因究明していくうちに姉の死の意外な真相をつきとめる妹。それぞれの思いが交錯して流れた12年間…十分堪能できた。

2002.10.31 Thursday | [ナ行]永井するみ | comments(0) | trackbacks(0)
ボランティア・スピリット
ボランティア・スピリット永井 するみ

単行本: 295ページ
出版社: 光文社 (2002/08)
ISBN-10: 433492364X
ISBN-13: 978-4334923648
発売日: 2002/08

市民センターにある外国人労働者のための日本語教室でのできごとを連鎖短編で9篇。ボランティア・スピリットに潜むそれぞれの本音が痛いところを突いてくる。偏見や差別…私たちには改めなければいけないことがたくさんあるのかもしれない。
2002.09.23 Monday | [ナ行]永井するみ | comments(0) | trackbacks(0)
歪んだ匣
歪んだ匣永井 するみ

単行本: 306ページ
出版社: 祥伝社 (2000/07)
ISBN-10: 4396631731
ISBN-13: 978-4396631734
発売日: 2000/07

神谷町にある28階建てのインテリジェントビル。それぞれの会社ではいろんな人が働き…いろんな事件が日々起こるのでした!『匣』とはビルそのもののことだったんだヮ。
2001.11.02 Friday | [ナ行]永井するみ | comments(0) | trackbacks(0)
ランチタイム・ブルー
ランチタイム・ブルー永井 するみ

単行本: 273ページ
出版社: 集英社 (1999/12)
ISBN-10: 4087744426
ISBN-13: 978-4087744422
発売日: 1999/12

やりがいのある仕事を求めて転職した知鶴。新しい会社で次々に起こる小さな大事件!OLしてた頃ってそういえば身の回りで何かしら事件らしきことが起こってたなぁ〜って思い出しながら読んでました。年下の彼氏もエッセンスになってたかな♪
2001.10.22 Monday | [ナ行]永井するみ | comments(0) | trackbacks(0)