宮部 みゆき
単行本: 上巻416ページ
下巻361ページ
出版社: 文藝春秋 (2007/08)
ISBN-10: 上巻4163262407
下巻4163263608
ISBN-13: 上巻978-4163262406
下巻978-4163263601
発売日: 2007/08
『模倣犯』の前畑滋子女史が帰ってきました。しかし『模倣犯』の記憶がかなり薄れていたワタシは…それがストレスに。こんなことなら再読してから読みたかった(泣)。宮部さんですからワタシのように忘れてしまっていてもどっぷりとハマれるのですがしっかり読みたいという方には再読してから取りかかることを強くオススメします。『模倣犯』からもう9年…事件のショックからようやく抜け出ようかというころ前畑滋子のもとに奇妙な調査依頼がきたのです。交通事故で亡くなったひとり息子が描き残していった絵を見て欲しい…そして調べて欲しいと。超能力モノは正直苦手ではじめは引き気味に読み始め、進みもいまいち。しかし前畑滋子が葛藤しながらも過去の事件と向き合いはじめ、徐々に事件の核心に迫ってゆこうとするあたりからもう止まらない…。真相にたどり着くまで、関わってくる人たちにガンガン突っ込んでゆく彼女に危うを感じながらも、厚みのある物語にすっかり巻き込まれました。
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