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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
求愛
求愛柴田 よしき

単行本: 325ページ
出版社: 徳間書店 (2006/09)
ISBN-10: 4198622256
ISBN-13: 978-4198622251



神戸の往復で読了。オンナの人のぼやけた顔がドーンと表紙になってるので電車で読むには「カバー欲しいかも」って感じでした。で題字の「求」の右上の点だけがブルーになってるのは…これきっと涙なんでしょうね、ちょうど目の下あたりに来てるから。装丁に結構こだわったのかなー?久しぶりの柴田さんだったけどちょっとキレがなかったよなー。フリーの翻訳家である弘美は親友の死を不審に思って真相を探り始める。それをきっかけに探偵の世界に足を踏み入れることになるんだけど…この流れに無理はないのか。オンナ探偵といえばミロ…翻訳家この片手間っぽい感じにどうもなじめず。さまざまな依頼を通して人間模様にふれる弘美は徐々に探偵らしく…そして気づくと悲しみを乗り越えていましたとさ…。読みやすかったけどね…。
2006.10.30 Monday | [サ行]柴田よしき | comments(0) | trackbacks(0)
激流
激流柴田 よしき

単行本: 554ページ
出版社: 徳間書店 (2005/10/21)
ISBN-10: 4198620792
ISBN-13: 978-4198620790



みんな笑っていた。何でもできる,何にでもなれると思ってた中学時代。一通のメールが呼び起す…20年前修学旅行中ひとりの少女が忽然と姿を消したのだ。あの日冬葉はいったいどこへいったのだろう。十八番の京都を舞台にした長編ミステリー。登場人物それぞれの卒業後の人生は興味深い設定だったんですけどね〜20年前のあいまいな記憶をみんなで手繰り寄せ合いながらの謎解きは少々厳しかったかな。あんなに覚えてるもんだろうか(私だったらムリだ…)?タイトルに期待がふくらみすぎたかも。
2005.12.26 Monday | [サ行]柴田よしき | comments(0) | trackbacks(0)
桜さがし
桜さがし柴田 よしき

単行本: 312ページ
出版社: 集英社 (2000/05)
ISBN-10: 4087744604
ISBN-13: 978-4087744606
発売日: 2000/05

中学時代新聞部の顧問だった先生を慕うメンバー4人の大人への恋物語。そして並行して起こるさまざまな事件は自然が織り成すそれぞれの季節が解決の糸口となります。文章からあふれるように伝わる色や香り。京都ならではの風情を存分に楽しむことができました。心地よい京都弁とよだれが出そうな料理の数々が物語を一層引き立てます。柴田さんの京都モノはいつもとっても美味しいんですよねー♪
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2005.04.20 Wednesday | [サ行]柴田よしき | comments(0) | trackbacks(0)
ふたたびの虹
ふたたびの虹―推理小説柴田 よしき

単行本: 289ページ
出版社: 祥伝社 (2001/09)
ISBN-10: 4396631987
ISBN-13: 978-4396631987
発売日: 2001/09

心にじんわり…胃袋にもじんわりくる短編集。オフィス街にある小料理屋『ばんざい屋』を舞台に常連さんと女将の交流を描くじんわりとくる連鎖短編。日々の出来事と並行して女将さんの知られざる過去が少しずつ明かされてゆきます。最後まで女将さんの幸せを願いながら読みました。彼女の人柄に加え,なんといっても魅力的なのは旬の素材とそのおばんざい,そして古道具…絶妙な設定に思わず拍手です!柴田さんって料理上手な作家さんなんだろうな〜。
2004.09.05 Sunday | [サ行]柴田よしき | comments(0) | trackbacks(0)
貴船菊の白
貴船菊の白柴田 よしき

単行本: 277ページ
出版社: 実業之日本社 (2000/03)
ISBN-10: 4408533769
ISBN-13: 978-4408533766
発売日: 2000/03

今日は仕事中…職場にて読了(笑)。京の都を舞台にミステリー仕立ての物語が7編。京都弁で語られるそれぞれの愛憎。殺意,嫉妬,失恋,疑念,秘密…美しいそれぞれの季節を背景に7編すべての物語にずるずると引き込まれます。そしてその情念が深く心に残ります。柴田さんなんてステキな短編集でしょう。かなりイイです♪好きデス。京都の旅に行きたいカモ。
2004.08.30 Monday | [サ行]柴田よしき | comments(0) | trackbacks(0)
観覧車
観覧車 (祥伝社文庫)柴田 よしき

文庫: 335ページ
出版社: 祥伝社 (2005/06)
ISBN-10: 4396332262
ISBN-13: 978-4396332266
発売日: 2005/06


失踪した夫を待ちながら探偵事務所を引き継いだ下澤唯。悲しみに暮れるだけの妻ではなく時とともに探偵としての自覚も芽生え少しずつ変化してゆく心を連鎖短編で描いています。友人の刑事風太や女探偵多美子に助けられながら踏ん張る唯ですがなんとも痛々しいです。ラストから察するに…夫貴之の失踪の真相が明かされるのはもうすぐ?気になります。それにしても私だったらこんなに待てません!
2004.08.09 Monday | [サ行]柴田よしき | comments(0) | trackbacks(0)
水底の森
水底の森柴田 よしき

単行本: 370ページ
出版社: 集英社 (2004/02)
ISBN-10: 4087746879
ISBN-13: 978-4087746877
発売日: 2004/02

遠い記憶をたどり救いを求めさまよう風子とそれを追う刑事遠野要…運命の再会をしながらもそれぞれが孤独に怯え破滅に向かってゆきます。最後の最後に「何かを自分の意志で振りほどくことで行きたいところに向かうことが出来る」という自由の意味に気付く風子の人生はいったいなんだったんだろうネ。自己破滅的ストーリーは好きじゃないけど風子の水底のごとく深く静かな思いが切なく漂っていてどうしてもやめることが出来ない!
2004.07.31 Saturday | [サ行]柴田よしき | comments(0) | trackbacks(0)
聖なる黒夜
聖なる黒夜柴田 よしき

単行本: 676ページ
出版社: 角川書店 (2002/10)
ISBN-10: 4048734113
ISBN-13: 978-4048734110
発売日: 2002/10

やくざの大幹部韮崎が殺された…重要な鍵を握る山内練は事件担当となった捜一の麻生が10年前に婦女暴行未遂事件で逮捕した青年だった…とココまではよくある話。ココからがすごいことになる。冤罪?復讐?いびつな愛?恨み?驚くほど圧倒的で巧みなストーリー…なのにあそこまで薔薇的エロは必要なのかな?と疑問が残る…なくても十分イケてるのに。
2003.10.25 Saturday | [サ行]柴田よしき | comments(1) | trackbacks(0)
RIKO−女神の永遠−
RIKO―女神(ヴィーナス)の永遠柴田 よしき

単行本: 354ページ
出版社: 角川書店 (1995/05)
ISBN-10: 4048728644
ISBN-13: 978-4048728645
発売日: 1995/05

男性優位の典型的な警察社会に立ち向かってゆく村上緑子。聞きしに勝るキャラでした。残虐な手口の誘拐事件を追うストーリーは意外な展開でやめられないとまらない!自分に正直な彼女の濃〜い私生活もなんとも目を見張る…。続編もに期待がかかる…楽しみ♪
2003.05.16 Friday | [サ行]柴田よしき | comments(0) | trackbacks(0)
猫と魚、あたしと恋
猫と魚、あたしと恋 (Chu chu colors)柴田 よしき

単行本
出版社: イーストプレス (2001/10)
ISBN-10: 4872572734
ISBN-13: 978-4872572735
発売日: 2001/10


題名のとおり特に女性にはなくてはならないも?恋愛についての短編9篇。女性の怖い部分をうまく表現する方で…ゾーっとしたりうなずいたり。主人公がだんだん壊れていく様は怖いけれどやめられない。
2003.01.17 Friday | [サ行]柴田よしき | comments(0) | trackbacks(0)