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2010.04.14 Wednesday | - | - | -
告白
告白湊 かなえ

単行本: 268ページ
出版社: 双葉社 (2008/8/5)
ISBN-10: 4575236284
ISBN-13: 978-4575236286
発売日: 2008/8/5


超話題になってた本がやっと来た…なんですかコレ。味わったことのないタイプ。賛否両論みたいですけど私には超おもしろかった。中学校の女性教師が学校を去る日、子供たちを前にものすごい告白を始めます。その告白に関わる人たちの心情を独白という形で綴ってゆくわけですが読み始めたら止まりませんでしたね。多少ワキが甘いところもありましたけどとにかく肝は「母親の存在」…結構考えさせられました。
2008.12.26 Friday | [マ行]その他 | comments(0) | trackbacks(0)
走れ!T校バスケット部
松崎 洋

単行本: 252ページ
出版社: 彩雲出版 (2007/02)
ISBN-10: 4434102958
ISBN-13: 978-4434102950
発売日: 2007/02


高校バスケ小説にはなかなか出会えないので続編『走れ!T校バスケット部2』も一緒に迷わず購入しました。現役バリバリの高校バスケマンは2時間ほどで読了…「まぁ面白かったよ」と。続いてそのオヤジは泣きながら読了。主人公陽一の父がなかなかよかったんで共感したのかもしれませんね。まぁ普段本を読まない高校生でもサラッといけるように出来てます。中高生の夏休みの読書感想文用には使えますね。来年早々に彩雲出版から第3弾も刊行予定。うちのリアル高校生に比べて若干登場する高校生が幼い気がするんですけどどうですか?この本は
高校バスケットの顧問の先生方と部員たちの間で「読み出したら止まらない」と、口コミで広まっています。涙と笑いの青春小説ですが、イジメを背景にしたストーリーのため、身近な問題として考えさせられる内容。高校生やその家族の強い後押しで出版が実現しました。
ということです。私は第2弾を読む気になるまで時間がかかりそうだけど(苦笑)。
2008.06.30 Monday | [マ行]その他 | - | -
雨にもまけず粗茶一服
雨にもまけず粗茶一服松村 栄子

単行本: 427ページ
出版社: マガジンハウス (2004/7/15)
ISBN-10: 4838714491
ISBN-13: 978-4838714490


息子が突然「雨ニモマケズ」をソラで言い出したのには驚いた!なんちゅうタイムリーな♪なんでも今日は国語の時間に暗誦のテストがあるそうで(笑)。「雨ニモマケズ 風ニモマケズ…」さてお話は武家茶道坂東巴流お家元の跡取り遊馬の自分探しの旅物語とでもいいましょうか…跡を取る気なんて微塵もない長男遊馬はひょんなことからしばらく京都に居座ることになります。そこで出会うお茶人方といろんな出来事に遭遇するうちに人知れず成長してゆくわけデスね。お家元だけでなく跡取りと言われている方々はやはりそれなりの苦悩がおありなのでしょうね…凡人にはわからしまへん。印象的だったのはしっかりものの弟行馬の遠大計画の折に「お兄ちゃん〜大事なものは目に見えないんだよ」と諭されるクダリ…いいこと言うなぁ〜とね。知らず知らず京都弁にちゃんと節をつけて読んでる自分にもおかしくなったり(笑)。
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2005.05.26 Thursday | [マ行]その他 | comments(0) | trackbacks(0)
星月夜の夢がたり
星月夜の夢がたり光原 百合

単行本
出版社: 文藝春秋 (2004/05)
ISBN-10: 4163229701
ISBN-13: 978-4163229706


まずは『十八の夏』を…と思い図書館から借りてきた。しかし返却期限が迫り結局未読のまま…コチラを先読むことになる。光原作品初読み。鯰江光二さんのすばらしく幻想的な絵とともに「星夜」「月夜」「夢夜」の3つの章で構成された32のショートストーリー。ほんの短い物語はそれぞれの色にキラキラと光っていて何やら音すら聞こえてきそうな…ホントに素敵な一冊。誰もが知ってる「かぐや姫」や「耳なし芳一」の光原バージョンもなかなか。「子どもと一緒に…」というにはちょっとアダルトな感じがまたニクイ!ガラにもなく…おとぎ話にしばしココロ奪われた私(笑)。
2005.05.08 Sunday | [マ行]その他 | comments(0) | trackbacks(0)
星々の舟
星々の舟 Voyage Through Stars村山 由佳

単行本: 389ページ
出版社: 文藝春秋 (2003/3/30)
ISBN-10: 4163216502
ISBN-13: 978-4163216508
発売日: 2003/3/30

人の心や時の流れ…生きていく中で誰もがもっているはずの心の奥底の思いがとても誠実に丁寧に描かれていた。重之と重なる私の父はあの重厚な優しさを持ち合わせているのだろうかなど思ってみたり…舟は誰のところにも節目・舟出のときまためぐってやってくるのだろうと思ってみたり。
2003.07.28 Monday | [マ行]その他 | comments(0) | trackbacks(0)
最後の家族
最後の家族村上 龍

単行本: 324ページ
出版社: 幻冬舎 (2001/09)
ISBN-10: 4344001214
ISBN-13: 978-4344001213
発売日: 2001/09

テレビ朝日系でドラマ化されています。引きこもりやドメスティックバイオレンスが取り上げられていますが…面白かったのは「ひとつの出来事」を家族それぞれがどのように感じたかを丁寧に書いているところ。同じ母として『昭子』の気持ちは痛かったです。
2001.11.05 Monday | [マ行]その他 | comments(0) | trackbacks(0)